優しい王国の過ごし方

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【WBC2006 投手編】WBC出場によるシーズンの影響は?成績は下がるの?

WBCが開催されると言われるシーズンへの影響・・・

特に2008年でMVP取った松坂選手が、開幕直後にDLしたことからWBCに出場するとシーズンで活躍できないとも言われています

また2017年の今年はWBCに出場した多くの選手が不調ということで、WBCのシーズンへの影響がより一層騒がれることとなりました

ですが、本当にWBCはシーズンに影響をあたえるのでしょうか?

そこで今回はWBCに出場した選手のWBC参戦前と参戦後のシーズン成績を比べてみたいと思います

今回は第一弾として第一回大会の2006WBCで検証してみます

出場した選手は?

WBC2006の出場選手は以下のとおりです

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投手の成績は?

WBCの影響が特に心配されるのは投手でしょう

肩は消耗品と言われるように、シーズン前からあれだけの場面で投球を続けていたらシーズンに影響が出てもおかしくありません

そこでまず最初に2006WBCに投手として出場した選手のシーズン前とシーズン後の成績を比べてみます

清水直行選手(千葉ロッテ)

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WBCに出場前と出場後の成績に大きな違いはありません

むしろこんなに変わらないのかというくらい大差はありません

WBCにでは2試合に登板し、投球回数4.1回、1セーブで自責点2とまずまずの成績を収めています

 藤田宗一選手(千葉ロッテ)

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藤田選手は防御率こそ落ちましたが、それ以外は全体的に変わっていません

登板数も増えましたし、そこまでWBCに出場したことへの影響があるとは思えません

またWBCでは3試合に登板し、投球回1で本塁打を1本打たれています

久保田智之選手(阪神タイガース)

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久保田選手は登板回数も減り全体的に成績を落としています

実は久保田選手はこのシーズンに多少調子を落としていたのもありますが、6月頃にベビーカーから落ちそうになった娘をかばい骨折した影響もあります

そのため一概にはWBCに出場した影響で成績が下がったとはいえません

ちなみにWBCでの登板機会はありません

松坂大輔選手(西武ライオンズ)

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日本の大エースとして優勝に大きく貢献した松坂選手ですが、実は第一回のWBCでは成績は落ちませんでした

むしろ勝数が増え良くなったとすら言えます

WBCではでは3試合に登板し、13回を投げ3勝をあげています

取られた点数もわずか2点と大活躍でした

上原浩治選手(読売巨人)

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上原投手は第一回WBCでは投球回数17回とチームで1番の投球回数を投げました

三回の登板の中で2回の勝利を上げ、自責点も3と非常に好成績を残しています

シーズン記録もWBCに出る前と出た後ではほとんど変わりはなく、出場したことでの影響は殆ど無いでしょう

薮田安彦選手(千葉ロッテ)

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薮田選手はWBCでは4試合登板し、4.1回を投げ自責点1と中継ぎとして日本の優勝に貢献をしました

成績も出場前と後ではそこまで変わらず、WBCではへの出場の影響はなかったでしょう

和田毅選手(福岡ソフトバンク)

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和田選手はWBCでは1試合に登板し、2回無失点という成績を収めています

シーズン記録もWBCに出た影響は見られず、安定した成績を残しています

藤川球児選手(阪神タイガース)

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藤川投手はWBCでは4試合に登板と、チームで薮田選手と並び2番めに多く登板しています

また2.2回を自責点0と、好成績を収めています

シーズンの成績は登板数こそ減ったものの、WBC後では防御率0.67と驚異的な成績を記録しました

この選手もWBC後ではの影響はなかったことがわかります

渡辺俊介選手(千葉ロッテ)

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WBCでの出場前の成績と比べて出場後の成績が大きく低下したうちの一人です

WBCではアンダースローということで、3試合に投げ2勝をあげるなど日本の勝利に大きく貢献しています

しかしシーズン成績は大きく下がり、2005年は与死球4だったのに対して2006年は14とキャリアワースト記録を残しています

一概には言えませんがこの成績を見るとWBCの影響と言えなくはないかもしれません

大塚智則選手(レンジャース)

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日本の抑えとしてWBCでは初優勝に大きく貢献した投手です

登板も5試合とチームで一番多く、自責点も1点とかなりの成績をおさめました

2005年はパドレスでプレーをし、2006年はレンジャースでプレーをしました

パドレスではリリーフとしての役割をこなし、レンジャースではチーム事情からクローザーとなりましたが成績を落とすことはなくむしろ大きく上げてきたことがわかります

この選手もWBC後ではの影響はなかったように思えます

小林宏之選手(千葉ロッテ)

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小林選手はWBCでは1試合に登板し、1回を2失点と打ち込まれあまり活躍はできませんでした

ですがシーズンの成績には影響がなく、WBCに出る前と後の成績にあまり違いはありません

杉内俊哉選手(福岡ソフトバンク)

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杉内選手もWBC後ではに出場した後に大きく成績を落とした選手の一人です

WBCでは2試合に登板し、3.1回を2失点とあまりいい成績は残せませんでした

2005年は最多勝、最優秀防御率、沢村賞を取るなど大活躍でしたが、2006年には失速し投球回数も規定に届かず勝数もわずか7と大きく成績を落としました

石井弘寿選手(東京ヤクルト)

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2006WBCに出場して大きく人生が変わってしまった1番の選手はこの選手でしょう

2005年は防御率1.95、セーブ17と大活躍していました

しかし2006WBCの第一次リーグの韓国戦で左肩痛を発症し、途中で離脱することとなりました

2006年はその影響からわずか11試合の登板となり、さらにはオフには手術をすることとなってしまいました

残念なことにそのまま1軍で活躍することはなく、2005年が活躍した最後の年となりました

もちろんWBCにでなくても左肩痛を発症していたのかもしれないですが、やはりこの選手はWBCに大きく影響された選手と言っても過言ではないでしょう

馬原考浩選手(福岡ソフトバンク)

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馬原投手は上記の石井投手に代わって緊急招集された投手です

そのためWBCにでは登板がありません

ちなみに2006年はその前の年より防御率を大きく下げました

投手の成績まとめ

2006WBCに出場した全投手のシーズン記録を並べてみました

個人的感想としては、意外と成績を落とした投手は少ないように感じます

石井投手は大会中の負傷ということで非常に残念で、WBC球の影響と考えることもできます

また渡辺投手と杉内投手が成績を大きく落としたが、そもそも14人もの投手がいるのでその中で2人が成績を大きく落とすのは不自然ではないように感じます

もちろんその二人はWBCの影響かも知れないですが、全体で見たら意外と成績を落としていないのが比べてみると分かります

なので私は言われているほどはWBCでの出場はその年のシーズンに影響しないのではないかと考えます